イランがミサイル製造増強か、米研究者が衛星写真分析
ロイター / 2024年7月9日 8時35分
最近の衛星写真で、イランの弾道ミサイルの主要施設2カ所が大幅に拡張されていることが明らかになった。米研究者2人はミサイル製造増強のためとみており、イランの高官3人もこれを認めた。画像はコジールのミサイル関連施設とみられるものを示す衛星写真。Planet Labs PBCが5日提供(2024年 ロイター)
Jonathan Landay Parisa Hafezi
[ワシントン/ドバイ 7日 ロイター] - 最近の衛星写真で、イランの弾道ミサイルの主要施設2カ所が大幅に拡張されていることが明らかになった。米研究者2人はミサイル製造増強のためとみており、イランの高官3人もこれを認めた。
イランは2022年10月にミサイル提供でロシアと合意した。米政府高官によると、イランはイエメンの親イラン武装組織フーシ派とレバノンの親イラン組織ヒズボラにもミサイルを供給している。
衛星画像大手の米プラネット・ラボが3月にモダレスの軍事基地、4月にコジールのミサイル製造施設を撮影した画像では、30以上の新しい建物の存在が示されている。
ロイターが確認した画像では、多くの建造物が大きな土壁に囲まれている。ミドルベリー国際問題研究所のジェフリー・ルイス氏によると、このような土壁はミサイル製造に関連するもので、一つの建物で爆発が起きても近くの構造物の可燃性物質が爆発するのを防ぐように設計されている。
拡張工事は昨年8月にコジールで、10月にモダレスで始まったという。
イランの高官3人は匿名を条件に、通常弾道ミサイル製造増強のためにモダレスとコジールの施設が拡張されていることを確認した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1韓国ドラマはつらい暮らし耐え忍ぶ糧…脱北の24歳女性、正恩氏に「忠誠心のかけらもない」
読売新聞 / 2024年11月28日 7時6分
-
2米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省
ロイター / 2024年11月28日 0時33分
-
3ミャンマー軍トップに逮捕状を請求 国際刑事裁判所の主任検察官「ロヒンギャの迫害に関与」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月27日 20時47分
-
4ロシア主導同盟が首脳会議 アルメニア再び欠席、不協和音続く
産経ニュース / 2024年11月28日 9時43分
-
5「カネとコネ、階級」で合否が決まる北朝鮮の大学入試
デイリーNKジャパン / 2024年11月28日 7時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください