米当局、日産ＳＵＶ7.7万台の調査開始 ステアリング部品に問題

８月７日、米運輸省道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）は、日産自動車のＳＵＶのステアリング・タイロッドに問題があるとの報告を受け、同車種７万７１３１台について予備調査を開始したと発表した。写真はニューヨークで３月撮影（２０２４年　ロイター／David Dee Delgado）

[７日　ロイター] - 米運輸省道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）は７日、日産自動車のＳＵＶ（スポーツタイプ多目的車）のステアリング・タイロッドに問題があるとの報告を受け、同車種７万７１３１台について予備調査を開始したと発表した。

対象車両は、２０２１年式クロスオーバーＳＵＶ「ローグ」で、インナータイロッドの不具合でステアリング制御不能に陥ったとの報告に基づき調査を開始した。

調査では安全性に関する影響、不具合の範囲、頻度と根本原因を評価する。

ＮＨＴＳＡは６月、サイドエアバッグが意図せず展開したとの報告を受け、２０１５年式「ローグ・セレクト」約７万５０００台についても調査を開始している。