市場の混乱、最悪期脱した可能性 警戒が必要=ゴールドマン
ロイター / 2024年8月8日 18時4分
8月8日、ゴールドマン・サックスは、過去1週間の世界的な市場の混乱について、最悪期を脱した可能性があるが、「相場の方向性に賭ける大口取引は当面、厳しく管理」する必要があるとの認識を示した。ニューヨーク証券取引所で3月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[シンガポール 8日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、過去1週間の世界的な市場の混乱について、最悪期を脱した可能性があるが、「相場の方向性に賭ける大口取引は当面、厳しく管理」する必要があるとの認識を示した。
ヘッジファンド・カバレッジ担当グローバルヘッド、トニー・パスカリエロ氏が7日付のリポートで述べた。
同氏は今月2日以降の市場の値動きについて「グローバルなマージンコール(追加担保の差し入れ要求)」だと指摘した。
ゴールドマンは同社のフランチャイズフローとプライムブローカレッジのデータでは、大規模なリスク移転の痕跡は見られるものの、大量の売りは見られないと指摘。トレーディングコミュニティー全体ではリスクが完全に除去されていない可能性があると述べた。
「強制的なデリスキング(リスク低減)の最悪期は過ぎたが、現在続いているトレーディングコミュニティーによる売りという方向にゆがみが生じていると考えている」と指摘。
「商品投資顧問(CTA)もボラティリティー・コントロール・ファンドも、もう少し売りモードが続くだろう。個人投資家は上昇トレンドが明確に再確立されるまで自信を持てないだろう」と述べた。
この記事に関連するニュース
-
米FRB高官、インフレリスク巡り相反する見解示す
ロイター / 2024年11月21日 8時33分
-
「新入社員でもラクに1000万円超え」日本一給料が高いといわれる「投資銀行」の正体。社員が実行する、セオリーと真逆の「高く売って安く買う」手法とは
集英社オンライン / 2024年11月17日 11時0分
-
アングル:「トリプルレッド」で米債務上限巡る政治対立は回避か
ロイター / 2024年11月15日 7時20分
-
焦点:トランプ氏勝利でドル高継続か、為替市場に「地殻変動」の兆し
ロイター / 2024年11月7日 18時10分
-
大統領選とFOMC、相場急変に警戒=今週の米株式市場
ロイター / 2024年11月3日 15時43分
ランキング
-
1サンリオ株、三菱UFJや三井住友銀などが売却 約1335億円
ロイター / 2024年11月26日 16時58分
-
2「牛丼500円時代」の幕開け なぜ吉野家は減速し、すき家が独走したのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月26日 8時10分
-
3【新NISA】50~60代から投資を始めるのは遅い?…メガバンク出身YouTuberが月1,000円ずつ投資した3つの銘柄「たった2年」で驚きの結果
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月26日 9時15分
-
4激混み国道23号と1号を“直結” 桑名の川沿いを行く新道開通 たった720mでも「かなり便利じゃないかコレ…!?」
乗りものニュース / 2024年11月25日 7時42分
-
5「会社がつらい」同期トップ入社の彼に起こった事 「発達障害グレーゾーン」の人たちの特徴とは?
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください