ユヌス氏、バングラデシュに帰国 暫定政権の首席顧問に就任へ
ロイター / 2024年8月8日 19時40分
バングラデシュのハシナ首相辞任を受けて、暫定政権を率いることが決まったノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が8日、治療を受けていたフランスから帰国した。ダッカの国際空港で撮影。(2024年 ロイター/Mohammad Ponir Hossain)
Ruma Paul
[ダッカ 8日 ロイター] - バングラデシュのハシナ首相辞任を受けて、暫定政権を率いることが決まったノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が8日、治療を受けていたフランスから帰国した。
ユヌス氏はダッカの空港で軍の幹部や学生リーダーらの出迎えを受け、「この国は非常に美しい国になる可能性がある」と記者団に語った。
自由を守らなければならないとも述べた。学生のデモ隊が国を救ったと指摘し、「学生たちがどんな道を示しても、それに従って前進する」と表明した。
「われわれは再び立ち上がらなければならない。ここにいる政府高官と軍の幹部へ、われわれは家族であり共に前進すべきだ」と訴えた。
ユヌス氏は1430GMT(日本時間午後9時半)に大統領官邸で暫定政権の首席顧問として宣誓する。
ユヌス氏は貧困層に無担保で少額融資をする「グラミン銀行」を立ち上げたことで知られ、貧困撲滅に貢献した功績で2006年にノーベル平和賞を受賞している。
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