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デルタ航空、MSとクラウドストライクへの法的措置検討

ロイター / 2024年8月9日 7時51分

 8月8日、米デルタ航空は、先月に起きた世界的なシステム障害に伴う欠航で多額の費用が発生したことを受け、米マイクロソフト とサイバーセキュリティー会社クラウドストライクに対する法的措置を検討していると明らかにした。ジョージア州アトランタで7月22日撮影(2024年 ロイター/Megan Varner)

[シカゴ/ワシントン 8日 ロイター] - 米デルタ航空は8日、先月に起きた世界的なシステム障害に伴う欠航で多額の費用が発生したことを受け、米マイクロソフト とサイバーセキュリティー会社クラウドストライクに対する法的措置を検討していると明らかにした。

デルタはシステム障害により130万人の旅客が影響を受け、少なくとも5億ドルの費用が発生したと主張している。

システム障害はクラウドストライクのソフトウエア更新が引き金となり、多くの航空会社を含むマイクロソフトの顧客で問題が起きた。デルタなど米航空大手では多数の便が欠航となり、旅客輸送に大混乱が生じた。

デルタは5日間にわたり約7000便が欠航。この混乱について米運輸省が調査している。

デルタのエド・セバスティアン最高経営責任者(CEO)は米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で「これほどの長期にわたる甚大な運航の混乱は受け入れ難い」と表明した。

クラウドストライクとマイクロソフトはいずれも、両社に混乱の責任があるとのデルタの主張を否定している。

デルタは、欠航による旅客への払い戻しや補償など、システム障害が今四半期の売上高にもたらす直接的な影響を3億8000万ドルと推計。システムの復旧など追加の関連費用を1億7000万ドルと見積もっている。

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