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ハマスは「不死鳥のように」復活へ、活動継続と元最高指導者

ロイター / 2024年10月8日 9時27分

 1996─2017年にイスラム組織ハマスの最高指導者を務め、現在も幹部として影響力を持つハレド・メシャル氏(68)はロイターのインタビューで、ハマスはイスラエルとの戦闘で大きな打撃を受けたものの、灰の中から不死鳥のようによみがえると述べた。10月5日、ドーハで撮影(2024年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

Samia Nakhoul Ahmed Jadallah Andrew Mills

[7日 ロイター] - 1996─2017年にイスラム組織ハマスの最高指導者を務め、現在も幹部として影響力を持つハレド・メシャル氏(68)はロイターのインタビューで、ハマスはイスラエルとの戦闘で大きな打撃を受けたものの、灰の中から不死鳥のようによみがえると述べた。戦闘員の勧誘や武器製造を続けているとも明かした。

戦闘の引き金となったハマスによるイスラエル奇襲攻撃から1年を迎える中、メシャル氏は1948年のイスラエル建国に際し多くのパレスチナ人が難民となった「ナクバ(大惨事)」にさかのぼる76年の歴史の一部としてイスラエルとの紛争を位置付ける。

「パレスチナの歴史は周期でできている」とし、「殉教者を失い、軍事力の一部を失う局面もあるが、神のおかげでパレスチナの精神は不死鳥のようによみがえる」と語った。

また「ハマスは弾薬や武器の一部を失ったが、なお若者を集め、かなりの弾薬と武器を製造し続けている」とした。

ハマス指導部で30年近く重要な役割を果たし、現在はハマスの外交の顔とみられているメシャル氏は、最高指導者を退いた後も影響力を持ち続けている。

イスラエルとの和平については、ネタニヤフ政権が続く限り可能性はないと言明。「(イスラエルの)占領が存在する限り、この地域は時限爆弾であり続ける」と述べた。

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