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台湾鴻海、世界最大のエヌビディアGB200チップ工場を建設中

ロイター / 2024年10月8日 14時6分

 台湾の電子製品受託生産大手、鴻海精密工業は、米エヌビディアのAI(人工知能)向けGPU「ブラックウェル」 の非常に強い需要に応えるため、世界最大規模のGB200チップ製造施設を建設している。鴻海(フォックスコン)のロゴが写った資料写真(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[台北 8日 ロイター] - 台湾の電子製品受託生産大手、鴻海精密工業は、米半導体大手エヌビディアのAI(人工知能)向けGPU「ブラックウェル」の非常に強い需要に応えるため、世界最大規模のGB200チップ製造施設を建設している。鴻海が台北で8日開催した年次テック会合で同社幹部が明らかにした。

クラウドエンタープライズソリューションビジネスグループの上級副社長ベンジャミン・ティン氏は、エヌビディアとのパートナーシップは非常に重要だとした上で「最大規模のGB200製造施設を建設している。場所は今は言えない」と語った。

ブラックウェルは、誰もが求めており、「需要は非常に巨大だ」と述べた。

テック会合にはエヌビディアのAI・ロボティクス事業のディープ・タラ副社長が参加。昨年は同社のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が参加し、今年も参加を望んでいたが都合がつかなかったという。

鴻海の劉揚偉(ヤング・リウ)董事長(会長)は会合で、同社のサプライチェーンはAI革命に対応できると発言。鴻海の製造能力には、GB200搭載サーバーのインフラを補完するのに必要な「高度な液体冷却・放熱技術」が含まれていると述べた。

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