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銅などEV用金属の需要は右肩上がり=取引業者IXM幹部

ロイター / 2024年10月8日 14時12分

スイスのコモディティー取引業者、IXMの製錬金属責任者であるトム・マッケイ氏はこのほど、電気自動車(EV)の販売減速をよそに、EVに使われる銅などの金属需要は右肩上がりを続けている、との見方を示した。写真は銅線のチェックをする労働者。ベトナムで2017年8月に撮影(2024年 ロイター/Kham)

Pratima Desai

[ロンドン 7日 ロイター] - スイスのコモディティー取引業者、IXMの製錬金属責任者であるトム・マッケイ氏はこのほど、電気自動車(EV)の販売減速をよそに、EVに使われる銅などの金属需要は右肩上がりを続けている、との見方を示した。

EV販売は、充電インフラの不足や中古車価格を巡る懸念から減速している。

マッケイ氏は「EV販売は、減速しつつも増加を続けている。地域によってばらつきがあるが、全体の伸びは力強く、金属需要の見通しは健全だ」と語った。ただ、EV産業はまだ新しく、変化を続けているため、関連する金属の需要を予測するのは非常に難しいと認めた。

コンサルタント会社ロー・モーションによると、EVとプラグインハイブリッド車の販売台数は昨年32%増えて1363万台となったが、今年第1・四半期には前期比25%減少し、第2・四半期には同22%増に転じた。

マッケイ氏はまた、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池の技術に著しい進展がみられるとし、「一部のLFP電池は航続距離が1000キロメートルで、中には10分間で80%充電できるものもある」と語った。

LFP電池は、ニッケル・マンガン・コバルト(NMC)電池に変わる安価な電池として中国市場向けに開発され、初期のものは航続距離が短かった。

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