サウジ系ファンド、任天堂株の保有比率引き下げ 7.54％に

　１０月８日、サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）が、任天堂株の保有比率を引き下げたことが、関東財務局に提出した変更報告書で明らかになった。２０２１年１２月７日、ニューヨークで撮影（２０２４年　ロイター／Andrew Kelly）

Shiho Tanaka　Shinichi Uchida

［東京　８日　ロイター］ - サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）が、任天堂株の保有比率を引き下げたことが、８日に関東財務局に提出した変更報告書で明らかになった。保有比率は直前の報告書に記載されていた８．５８％から７．５４％に低下した。報告義務発生日は１日。

今回の報告で開示された売買状況によると、ＰＩＦは８月２１日から１０月１日にかけて市場内で小刻みに株式を売却している。

保有目的は引き続き「純投資」。