1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

中国半導体製造SMIC、供給過剰の長期化警告 事業拡大に慎重

ロイター / 2024年11月8日 14時3分

 11月8日、中国の半導体受託製造(ファウンドリー)最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)はノードチップの生産能力過剰は2025年まで続くと警告し、新たな生産能力増強に慎重な姿勢を示した。写真はSMICのロゴ。2020年10月、上海で撮影(2024年 ロイター/Aly Song)

[北京 8日 ロイター] - 中国の半導体受託製造(ファウンドリー)最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)は8日、ノードチップの生産能力過剰は2025年まで続くと警告し、新たな生産能力増強に慎重な姿勢を示した。

趙海軍・共同最高経営責任者(CEO)は第3・四半期決算説明会で「業界の稼働率は70%前後と、最適水準である85%を大きく下回っており、大幅な生産能力過剰を示唆している。状況は、さらに悪化することはないにせよ、大幅に改善することもないだろう」と述べた。

同日発表された第3・四半期の売上高は34%増の21億7000万ドルで、LSEGが集計した市場予想の22億ドルとほぼ一致した。

大幅増収の理由として、中国政府が国産化推進政策を打ち出した結果、顧客がチップ生産を国内メーカーに移していることを挙げた。ただし趙CEOは、国内サプライヤーが既に市場のかなりの部分を獲得していることから、こうした傾向は25年には鈍化するとの見方を示した。

純利益は58%増の1億4880万ドルと、予想の1億9971万ドルに届かなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください