ガザ攻撃完全終結要求を堅持、人質解放巡る取り決めでハマス幹部
ロイター / 2025年1月8日 9時7分
イスラム組織ハマスの幹部は1月7日、人質解放のいかなる取り決めにおいても、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃の完全終結という要求を堅持すると表明した。写真は人質となったイスラエル人の解放を要求するポスター。2021年12月、テルアビブで撮影(2025年 ロイター/Stoyan Nenov)
James Mackenzie Nidal al-Mughrabi
[エルサレム/カイロ 7日 ロイター] - イスラム組織ハマスの幹部は7日、人質解放のいかなる取り決めにおいても、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ攻撃の完全終結という要求を堅持すると表明した。
アルジェリアの首都アルジェで記者会見したオサマ・ハムダン氏は、ガザ停戦交渉の最新の詳しい状況については明かさないとしながらも、「侵攻の完全終結と侵略した土地からの完全撤退」というハマス側の条件を繰り返した。
また、トランプ次期米大統領が自身の就任式までに全ての人質を解放しなければ「地獄の代償」を払うと述べたことについて、「米大統領はもっと自制心のある外交的な発言をしなければならないと思う」とコメントした。
一方、イスラエル外務省幹部は記者団とのブリーフィングで、「ハマスが人質解放の唯一の障害だ」と述べ、イスラエルは合意に全力を尽くしていると訴えた。
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