1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

OPEC産油量、12月は3カ月ぶり減=ロイター調査

ロイター / 2025年1月8日 14時49分

Alex Lawler

[ロンドン 7日 ロイター] - ロイター調査によると、昨年12月の石油輸出国機構(OPEC)の産油量は日量2646万バレルと、前月から日量5万バレル減少した。減少は3カ月ぶり。

アラブ首長国連邦(UAE)の産油量が油田のメンテナンスのため落ち込んだほか、イランの産油量も減少した。ナイジェリアなどの産油量は増加した。

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は先月、協調減産の維持を決定。OPECは増産開始を4月に延期した。

ロイター調査によると、UAEの産油量が日量9万バレル減と、最も減少した。産油量は日量285万バレル。

イランの産油量は日量7万バレル減少。昨年の産油量は米国の制裁にもかかわらず、2018年以降で最高だったが、ゴールドマン・サックスなどのアナリストによると、トランプ次期米政権の制裁強化で近く生産が抑制される可能性がある。

サウジアラビアとイラクの産油量は横ばい。

ナイジェリアの産油量は日量5万バレル増加した。国内製油所の需要や輸出の拡大が背景。

リビアの産油量も日量5万バレル増加。中央銀行総裁人事を巡って生産量が減少していたが、問題の決着後は生産量の回復が続いている。

ロイター調査は、LSEG(ロンドン証券取引所グループ)のフローデータや、ケプラーなどデータ分析会社の情報のほか、石油会社、OPEC、コンサルティング会社の関係者の情報を基にしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください