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英国の電力源、24年は風力が初の首位 30%でガス上回る

ロイター / 2025年1月8日 14時59分

 1月7日、英国家エネルギー・システム・オペレーター(NESO)は、2024年に風力が初めてガス火力発電を抜いて国内最大の電力源になったと発表した。写真はサウスシールズで2024年8月撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)

Susanna Twidale

[ロンドン 7日 ロイター] - 英国家エネルギー・システム・オペレーター(NESO)は7日、2024年に風力が初めてガス火力発電を抜いて国内最大の電力源になったと発表した。

同国には約15ギガワット(GW)近い洋上風力発電設備があるが、電力部門を大幅に脱炭素化する計画の一環で30年までに4倍の60GWに増やすことを目指している。

NESOは「風力は24年に初めて最大の電源となり、全体の30%を占めた」と報告した。

データによると、ガス発電が総電源ミックスに占めた割合は26.3%、輸入は14.1%、原子力は14%だった。昨年最後の発電所を閉鎖した石炭は0.6%だった。

昨年はクリーン電力に関する記録がいくつか更新され、12月18日には風力発電容量が最大2万2523GWに達し、国内電力の68.3%を風力が占めた。

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