トヨタ、北米工場の操業停止を延長 臨時社員5000人は無給帰休

トヨタ自動車は８日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、北米工場（米・カナダ・メキシコ）の操業停止を延長すると発表した。都内で昨年１０月撮影（２０２０年　ロイター/Edgar Su）

［ワシントン　８日　ロイター］ - トヨタ自動車<7203.T>は８日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、北米工場（米・カナダ・メキシコ）の操業停止を延長すると発表した。生産再開は５月４日の予定。

直接雇用の社員は一時帰休にしない方針だが、工場の時間給従業員については有給休暇の消化などを組み合わせて対応する。また、直接雇用以外の臨時従業員５０００人は一時帰休とし、福利厚生のみを手当するという。

ホンダ<7267.T>と日産自動車<7201.T>も前日、新型コロナ感染拡大が自動車販売に影響する中、米国内でそれぞれ１万人規模の従業員を一時帰休にする方針を示している。