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特許の国際出願、昨年1.8%減 14年ぶり前年割れ=WIPO

ロイター / 2024年3月8日 13時38分

世界知的所有権機関(WIPO)は3月7日、特許協力条約(PCT)に基づく特許の国際出願件数が2023年は世界全体で27万2600件となり、前年と比べて1.8%減ったと発表した。前年比での減少は14年ぶり。背景に景気の先行き不透明感がある。写真は国連本部。2022年3月撮影(2024年 ロイター/Carlo Allegri)

[ジュネーブ 7日 ロイター] - 世界知的所有権機関(WIPO)は7日、特許協力条約(PCT)に基づく特許の国際出願件数が2023年は世界全体で27万2600件となり、前年と比べて1.8%減ったと発表した。前年比での減少は14年ぶり。背景に景気の先行き不透明感がある。

首位の中国は6万9610件で0.6%減少。2位の米国は5万5678件で5.3%減った。3位の日本と5位のドイツも減少したが、4位の韓国は小幅ながら増加した。

WIPOの首席エコノミスト、カーステン・フィンク氏は出願件数の減少について、「イノベーション経済の実態を如実に示しており、やや心配だ」と指摘。イノベーションは将来の経済成長や雇用を創出するものであり、政策立案者はイノベーションを促進するエコシステムを確実に整備すべきだと訴えた。

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