ノーベル化学賞に吉野彰氏ら3氏、リチウムイオン電池を開発

ロイター / 2019年10月10日 4時28分

 10月9日、スウェーデンの王立科学アカデミーは2019年のノーベル化学賞を、スマートフォンなどに使用されているリチウムイオン電池を開発したとして、旭化成の吉野彰氏ら3人に授与すると発表した。写真はストックホルムでの発表の様子(2019年 ロイター/Naina Helen Jama/TT News Agency)

[ストックホルム 9日 ロイター] - スウェーデンの王立科学アカデミーは9日、2019年のノーベル化学賞を、スマートフォンなどに使用されているリチウムイオン電池を開発したとして、旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら3人に授与すると発表した。

吉野氏とともに受賞したのは、ジョン・グッドイナフ氏(米国)とスタンリー・ウィッティンガム氏(英国)。グッドイナフ氏は97歳で最高齢の受賞となる。

王立科学アカデミーは声明で「この軽量で再充電可能なパワフルな電池は現在、携帯電話からラップトップコンピューター、電気自動車までさまざまな製品に使われている」と述べた。

「この充電式電池は、携帯電話やラップトップといったワイヤレス電子機器の基礎を築いた」とし「電気自動車から再生可能エネルギーの備蓄まであらゆるものに利用され、化石燃料ゼロの世界を可能としている」と指摘した。

ウィッティンガム氏は、1970年代初めにリチウムイオン電池の第1号を開発。その後、グッドイナフ氏が、電池の能力を高め、吉野氏は、リチウムイオン電池を安全に使えるようにした。

*写真を追加しました。

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