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トランプ氏、4.8兆ドル規模の21年度予算案公表へ 対外援助など削減

ロイター / 2020年2月10日 7時52分

 2月9日、トランプ米大統領は10日に2021会計年度(20年10月-21年9月)予算案を公表する見通しだ。複数の政権高官によると、対外援助や社会セーフティーネット向け予算を21%削減するという。7日撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は10日に2021会計年度(20年10月-21年9月)予算案を公表する見通しだ。複数の政権高官によると、予算は総額4兆8000億ドルに上る規模で中国やロシアからの経済的脅威に対抗するための予算を拡充。一方で、対外援助や社会セーフティーネット向け予算を21%削減するという。

中国やロシアの経済的脅威に備えた予算を拡充し、義務的経費の分野で2兆ドルの節約を目指す。

政権は向こう10年間では歳出全体を4兆4000億ドル圧縮する方針。具体的には、メディケア(高齢者・障害者向け医療保険)の処方薬価格改定で1300億ドル、メディケイド(低所得者向け医療保険)関連予算やフードスタンプ給付の縮小で2920億ドル、連邦政府の障害者給付金資格の厳格化で700億ドルをそれぞれ削減する。

トランプ氏は昨年発表した予算案にも対外援助削減を盛り込んだが、議会で強硬な反対を受けて実現しなかった。今年は選挙が控えているだけに、やはり野党・民主党が優勢な下院でこうした予算案が可決される公算は乏しい。

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