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JPモルガンのダイモンCEO、大動脈剥離の術後は良好=関係筋

ロイター / 2020年3月9日 10時38分

 関係筋によると、JPモルガン・チェースのダイモンCEO兼会長(写真)は5日に大動脈解離の緊急手術を終え、経営幹部に術後は良好と伝えた。写真はワシントンで2019年4月撮影(2020年 ロイター/Aaron P. Bernstein)

[6日 ロイター] - 米銀行大手JPモルガン・チェース のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)兼会長(63)は5日に大動脈解離の緊急手術を終え、経営幹部に術後は良好と伝えた。事情に詳しい筋が6日、ロイターに明らかにした。

関係筋によると、ダイモン氏は幹部らに「気分はとてもよい」と語り、医師らも回復ぶりに満足しているもよう。ダイモン氏は手術から完全に回復できる見込みという。

ダイモン氏はJPモルガンのCEOを10年以上務めており、健康問題が改めて、長期的な同氏の後継体制づくりへの懸念を高めている。同氏は2014年にも咽頭がんと診断され、数カ月職務を離れたことがある。

今回は2018年にダイモン氏が共同社長兼最高執行責任者(COO)に任用したダニエル・ピント氏とゴードン・スミス氏が、指揮の代行を務めている。

18年の時点でダイモン氏は、あと5年間は職にとどまりたいと語っていた。

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