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ドイツの1月中国向け輸出は前年比6.5%減、高まる景気後退リスク

ロイター / 2020年3月9日 20時9分

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した1月の貿易統計によると、輸出は前月比変わらず、輸入は同0.5%増だった。最大の貿易相手国である中国向けの輸出は前年比6.5%減少した。統計庁は新型コロナウイルスの感染拡大に関連付けることはまだできないと説明した。

ただ、ウイルスの影響でリセッションリスクが高まりつつある。

中国からの輸入は前年比0.5%減だった。

コメルツ銀行のエコノミストは「これまで安定していたサービスセクターにも悪影響が及んでいる兆候が増えてきている。このため第1・四半期は小幅マイナス成長になると見込んでいる」と述べた。

一方、1月の鉱工業生産指数は前月比3%上昇と、ロイターがまとめたコンセンサス予想(1.7%上昇)を上回った。

VPバンクグループのエコノミスト、トマス・ギッツェル氏は「3%上昇というのは、この先の困難な局面に備えた備蓄のようなもの」と指摘した。

*内容を追加しました。

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