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ファーウェイとの取引制限でも受注の不足補える=TSMC

ロイター / 2020年6月9日 13時22分

 6月9日、台湾積体電路製造(TSMC)は、米国の制裁により、中国のファーウェイ(華為科技)[HWT.UL]傘下の半導体メーカー「ハイシリコン」から受注できなくなった場合も、受注の減少を速やかに補うことが可能だとの認識を示した。写真はTSMC本社。台湾の新竹市で2017年10月撮影(2020年 ロイター/Eason Lam)

[新竹(台湾) 9日 ロイター] - 台湾積体電路製造(TSMC)<2330.TW>は9日、米国の制裁により、中国のファーウェイ(華為科技)[HWT.UL]傘下の半導体メーカー「ハイシリコン」から受注できなくなった場合も、受注の減少を速やかに補うことが可能だとの認識を示した。

TSMCは先月、米国に総工費120億ドルの半導体工場を建設すると発表。米政府はその直後、半導体輸出規制の修正案の概要を明らかにした。輸出規制が修正されれば、TSMCは中国の主要顧客であるファーウェイとの取引が制限される。[nL4N2CX3YP][nL4N2CX1B5]

TSMCのマーク・リュウ会長は年次株主総会で、米国の制裁が発動されハイシリコンから受注できなくなった場合、受注の減少を補うことが可能かとの質問に対し「そのような状況にならないことを期待する」とした上で「ただそうなった場合も、非常に短期間で代替できる」と述べた。

同会長は、米中関係の緊張で影響を受けているのはTSMCだけではないと指摘。「安心してほしい。解決策は見つかる」とも述べた。

同社の対米投資計画については「(当社の利益と)完全に一致する」と発言。顧客の信頼獲得と人材の強化につながるとの認識を示した。

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