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米イーライリリー、低中所得国にコロナ治療薬 富士フが原液製造で支援

ロイター / 2020年10月9日 10時45分

10月8日、米製薬大手イーライリリーは、同社が開発中の新型コロナウイルス抗体治療薬を低中所得国に供給することで、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏と夫人の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」と合意したと発表した。写真はリリーのロゴ。仏ストラスブール近郊で2018年2月撮影(2020年 ロイター/Vincent Kessler)

[9日 ロイター] - 米製薬大手イーライリリー は8日、同社が開発中の新型コロナウイルス抗体治療薬を低中所得国に供給することで、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏と夫人の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」と合意したと発表した。

合意の一環として、同社は2021年4月以前に低中所得国に同社の抗体治療薬を提供する。供給量は明らかにしていない。

富士フイルムの子会社でバイオ医薬品の開発・製造受託のフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ(FDB)が、イーライリリーのコロナ抗体治療薬の商業生産に必要な原液の製造を受託した。FDBは2021年4月からデンマークを拠点に、原液の製造を開始する予定。

イーライリリーはこれまでに、1つの抗体から成る治療薬を年内に100万回投与分生産し、2つの抗体を合わせた治療薬については、今年第4・四半期までに5万回投与分を生産する計画を明らかにしている。

同社によると、抗体治療薬開発を共同で行っているカナダのアブセレラ・バイオロジクスなどのパートナー企業は、低中所得国に供給する治療薬のロイヤルティー受け取りを辞退することに合意した。

*内容を追加しました。

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