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EU、コロナ状況示す色分け表示導入で合意 渡航の指針に

ロイター / 2020年10月10日 5時5分

10月9日、欧州連合(EU)各国は、新型コロナウイルス禍において渡航者に対する検査や隔離措置の指針となる共通の色分け表示システムを導入することで合意した。まだら模様となっている域内の制限措置を統一し、条件次第で自由な域内の渡航できるようにする。写真は8月1日、ブリュッセルで(2020年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州連合(EU)各国は9日、新型コロナウイルス禍において、渡航者に対する検査や隔離措置の指針となる共通の色分け表示システムを導入することで合意した。まだら模様となっている域内の制限措置を統一し、条件次第で自由な域内の渡航できるようにすることが狙い。来週正式に採択される。

EU理事会議長国であるドイツの報道官は、同システムはコロナ禍での域内の渡航時の「予測可能性と透明性」の向上につながり、重要な一歩だと述べた。

このシステムでは、EU全域を新型コロナの状況に応じてグリーン、オレンジ、レッドに色分けし、データが不十分な場合はグレーで表示。EU全加盟国はグリーンゾーンからの渡航者を容認する方針。

EUの専門機関、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が色分けを毎週更新する。

欧州では感染第2波が広がっているため、現時点でグリーンゾーンに該当する地域は少なく、ドイツ東部の大部分や北欧諸国およびバルト三国の一部、キプロス、ブルガリアとギリシャの特定地域、イタリアの一帯に限られる。

EU各国が独自の制限措置を設定することは認められるが、全てのレッドゾーンでは同じ措置を取るなど一貫性を保つことが奨励される。

14日間の人口10万人当たりの感染者が25人未満かつ陽性率が4%未満の地域がグリーンゾーンに指定される。一方、人口10万人当たりの感染者が50人以上で陽性率が4%以上の地域、または陽性率が低くても感染者が150人以上の地域がレッドゾーンとなる。

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