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英EU通商交渉、漁業権で妥協の余地=ゴーブ内閣府担当相

ロイター / 2020年12月9日 18時32分

12月9日、英国のゴーブ内閣府担当相(写真)は、欧州連合(EU)との通商交渉について、漁業権の問題で妥協の余地があると述べた。ロンドンで8日撮影(2020年 ロイター/Simon Dawson)

[ロンドン 9日 ロイター] - 英国のゴーブ内閣府担当相(国務相)は9日、欧州連合(EU)との通商交渉について、漁業権の問題で妥協の余地があると述べた。

同相はBBCラジオに「妥協の余地はあり得ると思うが、欧州の船舶がどのような形で引き続き英国の領海内に入れるかという点での妥協だ」と発言。

「ただ、英国が独立した沿岸国になるという原則、また英国が自国の領海を管理する形で英国とEUが交渉するという原則に、妥協の余地はない」と述べた。

同相の発言を受けてポンドは上昇幅を拡大した。

同相は「アイスランドやノルウェーといった国、フェロー諸島といった地域でさえ、誰が領海に入るかを管理している」とも発言。

その上で「われわれは、その点について非常に寛大になることが可能だと考えている。ある程度の透明性を確保でき、管理可能な形で段階的なプロセスを認めるのであれば、欧州諸国と合意できる考えている」と述べた。

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