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フランス、必要ならロックダウンの緩和延期も=政府報道官

ロイター / 2020年12月9日 19時4分

12月9日、フランス政府のアタル報道官は、新型コロナウイルスの感染第3波を回避するために必要な場合、ロックダウン(都市封鎖)の一部緩和を延期する方針を示した。パリで4日撮影(2020年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 9日 ロイター] - フランス政府のアタル報道官は9日、新型コロナウイルスの感染第3波を回避するために必要な場合、ロックダウン(都市封鎖)の一部緩和を延期する方針を示した。

フランスは今月15日に映画館・劇場・美術館や地方間の移動を再開する予定だが、こうしたロックダウン緩和の第2段階に入る条件を満たせない可能性がある。

アタル報道官はCNewsテレビに「第2段階の修正が必要だと考えた場合は、当然修正する」と述べた。

マクロン大統領は9日、この問題について閣僚と協議する。大統領は当初、ロックダウンの緩和について、1日の当たりの新規感染者5000人、集中治療室の患者3000人未満という条件を設定していた。

現在、集中治療室の患者は3000人をわずかに上回っているが、減少傾向にある。ただ、感染者の減少傾向は止まっており、8日の新規感染者は1万3000人を超えた。

保健当局は、新規感染者を今月15日までに5000人に減らす条件を満たせないのは、ほぼ確実だと認めている。

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