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米、国内のベネズエラ人に一時的な在留資格付与へ

ロイター / 2021年3月9日 9時8分

3月8日、 バイデン米政権は、国内に滞在しているベネズエラ人の在留を一時的に認める「一時保護資格」を与える計画。写真はワシントンの医療施設を訪問したバイデン大統領(2021年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 8日 ロイター] - バイデン米政権は、国内に滞在しているベネズエラ人の在留を一時的に認める「一時保護資格」を与える計画。米高官が8日明らかにした。

ベネズエラは、マドゥロ政権下で国内経済が破綻し、深刻な人道危機や政治混乱に直面している。バイデン大統領は2020年の大統領選時に、こうした状況から逃れるために祖国を離れた人々を保護する方針を示していた。米国内には推計32万のベネズエラ人が滞在している。

米高官によると、2021年3月8日時点で米国に一定期間居住していることが証明できれば「一時保護資格(Temporary Protected Status、TPS)」の対象となり、1年半の滞在猶予期間が与えられ、就労許可も得られる。

米政府高官は、ベネズエラでは飢餓や栄養失調が増え、非国家武装集団の影響力が拡大しているほか、インフラも老朽化していると説明。米国内に滞在しているベネズエラ人が帰国することは危険だと述べた。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ここ数年、約540万人のベネズエラ人が祖国を離れている。

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