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ファンドビュー:最近の米債売り、行き過ぎの可能性=PIMCO

ロイター / 2021年3月9日 23時53分

3月9日、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)幹部は、消費者物価上昇ペースが市場の期待ほど加速しない見通しで、インフレ高進観測を背景とした最近の米債券売りは行き過ぎの可能性があるとの認識を示したことが分かった。写真は2011年8月、東京で撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)

[9日 ロイター] - パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)幹部は、消費者物価上昇ペースが市場の期待ほど加速しない見通しで、インフレ高進観測を背景とした最近の米債券売りは行き過ぎの可能性があるとの認識を示した。

非伝統的戦略担当の最高投資責任者(CIO)のマーク・サイドナー氏は8日投稿したブログで、「債券市場における今年初頭の売りは、インフレ期待の行き過ぎを示唆している。足元、利回りの上昇余地は限定的となる可能性がある」と指摘。主要中銀が政策金利をゼロ近辺にとどめる中、長期債券利回りは当面、最近の水準で推移する公算が大きいと述べた。

低金利環境を背景に米政府が大型刺激策を打ち出しても、賃金やインフレの伸びにブレーキをかける複数の悪影響がなお存在するとも指摘。最大雇用の未到達が賃金の上昇を抑制することで、消費者物価は今年、小幅な伸びにとどまり、米連邦準備理事会(FRB)の目標を引き続き下回る可能性があるという認識を示した。

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