英科学顧問、段階的なロックダウン緩和を強調 状況急速に悪化も
ロイター / 2021年3月10日 1時11分
FILE PHOTO: British Chief Scientific Adviser Patrick Vallance speaks during a coronavirus disease (COVID-19) pandemic media briefing at 10 Downing Street in London, Britain February 22, 2021. Leon Neal/Pool via REUTERS/File Photo
[ロンドン 9日 ロイター] - 英政府の首席科学顧問パトリック・バランス氏は9日、新型コロナウイルスワクチン接種が進み、感染による死亡が減少しているものの、状況が急速に悪化する恐れは払拭できないとし、ロックダウン(都市封鎖)の緩和は段階的に実施される必要があると改めて強調した。
バランス氏は議員に対し「全てが正しい方向に向かっている。ただ誰も確信を持って終息したと言うことはできない。まだ苦境は脱していない」と述べた。
クリス・ホイッティ主席医務官(CMO)も、ワクチン接種が成功したとしても、新型コロナ感染死を完全になくすことはできないとし、「全てのモデルで一段の感染拡大の発生が示されている。ワクチン接種の結果、感染者件数に対する死亡の割合は低下するが、残念なことにゼロにはならない」と述べた。
英国の新型コロナ感染による死亡者数は世界で5番目に多い12万人超。ただこれまでに国民の3割超がワクチン接種を少なくとも1回受けており、他の国よりワクチン接種は迅速に進んでいる。
この記事に関連するニュース
-
新型コロナ第11波が本格化 経済負担や熱中症が追い打ち、救急・医療も逼迫
産経ニュース / 2024年7月26日 7時0分
-
コロナワクチンの自己負担額は要介護高齢者の接種を阻害する大きな要因~ケアマネによるワクチン接種勧奨は不十分、対策が求められる~
PR TIMES / 2024年7月23日 16時15分
-
米酪農場で鳥インフル感染拡大 「政府に反感」米国人の頑迷さが大流行の原因にも
産経ニュース / 2024年7月15日 13時0分
-
【山中伸弥教授、推薦!】世界的科学者が自ら語る大逆転ストーリー。 『ブレイクスルー ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝』、7月12日発売。
PR TIMES / 2024年7月13日 23時40分
-
アングル:忍び寄る「ヒトからヒト」へ、科学者が恐れる鳥インフルの変異
ロイター / 2024年7月6日 8時6分
ランキング
-
1フランスTGVの破壊行為、アタル首相「組織的に準備され連携されていた」…数日間は鉄道網混乱
読売新聞 / 2024年7月26日 23時52分
-
2銃撃現場で「再び集会を開く」 トランプ氏投稿、時期言及せず
共同通信 / 2024年7月27日 8時4分
-
3黒人生徒を「奴隷オークション」、南ア学校で人種差別的いじめか
AFPBB News / 2024年7月27日 11時7分
-
4パリ五輪開会式の五輪旗の掲揚で〝ミス〟 上下逆に「恥ずかしい瞬間生み出した」
産経ニュース / 2024年7月27日 14時45分
-
5パリ五輪開会式成功も戦争の影落とす イスラエル選手団にブーイング、テロにおびえる市民
産経ニュース / 2024年7月27日 11時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)