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ロシア当局、米グーグルなど提訴 「違法な投稿削除せず」

ロイター / 2021年3月10日 8時45分

3月9日、ロシア当局は、子どもたちの違法な抗議活動への参加を助長する投稿を削除しなかったとして、米アルファベット傘下のグーグルやフェイスブック、ツイッターなどSNS(交流サイト)大手5社を提訴した。写真はフェイスブック、グーグル、ツイッターのロゴ(2021年 ロイター)

[モスクワ 9日 ロイター] - ロシア当局は、子どもたちの違法な抗議活動への参加を助長する投稿を削除しなかったとして、米アルファベット傘下のグーグルやフェイスブック、ツイッターなどSNS(交流サイト)大手5社を提訴した。インタファクス通信が9日、モスクワの裁判所の発表として報じた。

フェイスブックなど3社に対しては、それぞれ訴訟が提起され、いずれも最大400万ルーブル(5万4000ドル)の罰金を科される可能性がある。短編動画投稿アプリのTikTok(ティックトック)やテレグラムも訴えられた。

訴訟は、プーチン大統領批判の急先鋒(せんぽう)だったアレクセイ・ナワリヌイ氏が先月拘置されたことへの全国的な抗議を受けて始まった。ナワリヌイ氏と同氏の支援者は、詐欺罪の執行猶予中の違反による30カ月の禁錮刑は政治的な理由によりでっち上げられたと主張している。

グーグルは、この報道についてのコメントを拒否。その他の4社もコメントに応じなかった。

代理人によると、グーグルとフェイスブック、ツイッターに対する審問は4月2日に開かれる。

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