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9日の日経平均は反発、米金利上昇一服など好感

ロイター / 2021年4月9日 15時45分

東京株式市場で日経平均は反発。一時3万円を回復した。写真は、都内の証券会社の前の株価ボード。2021年2月15日に撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 9日 ロイター] -

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 29768.06 +59.08 29865.53 29768.06─

30064.35

TOPIX 1959.47 +7.61 1958.99 1957.81─

1978.68

東証出来高(万株) 112338 東証売買代金(億円) 27555.32

東京株式市場で日経平均は反発。一時3万円を回復した。米長期金利の上昇一服などを好感して終始堅調に推移したものの、3万円より上値では重さが意識されている。

8日米国株式市場は上昇。S&P総合500種が終値で最高値を更新した。週間の新規失業保険申請件数が予想よりも弱く、米国債利回りが低下する中、ハイテクなどグロース株に買いが入った。

これを受けて日本株は買い優勢で始まり、日経平均は3営業日ぶりに一時3万円を回復した。ただ、3万円より上値水準は重いとの印象が強く「押せば買い、上がれば売るの状況が続いている」(国内証券)という。

気にされていた米国長期金利の上昇が一服し、買える環境は整いながらも、4月下旬に本格化する決算発表を見極めたいとの見方があり、総じて方向感に欠いており、模様眺めムードが強い。

とりわけ、きょうは大引け後に安川電機の決算発表を控え「この内容を受けて週明けに株価がどう反応するかが注目されている。きょう方向感が定まらなかったのは安川電機の決算を控えていたことが大きい」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)といった指摘もある。

TOPIXは0.39%高。東証1部の売買代金は、2兆7555億3200万円とやや膨らんでいる。東証33業種では、精密機器、海運業、その他金融などが上昇し、鉱業、鉄鋼業などが値下がりした。

個別では、日本郵船が年初来高値を更新したほか、ソニーグループも堅調だが、ファーストリテイリングは朝高の後に値を崩した。

東証1部の騰落数は、値上がり1293銘柄に対し、値下がりが792銘柄、変わらずが105銘柄だった。

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