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韓国中銀、利上げは家計債務伸び鈍化に寄与と予想=金融政策報告

ロイター / 2021年9月9日 14時34分

 9月9日、韓国銀行(中央銀行)は、利上げが家計債務の伸びを今後鈍化させることに寄与するとの見方を示し、インフレ圧力が残る中で政策の引き締めを継続すると強調した。写真は韓国銀行。ソウルで2017年11月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 9日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は9日、利上げが家計債務の伸びを今後鈍化させることに寄与するとの見方を示し、インフレ圧力が残る中で政策の引き締めを継続すると強調した。

韓国銀行は8月、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて0.75%にすることを決定した。アジアの主要経済として初めて、新型コロナウイルス流行下で利上げに踏み切った。韓国中銀の利上げは2018年11月以来、約3年ぶり。

中銀は金融政策報告で、25bpの利上げにより向こう12カ月以内の家計債務の伸び率が0.4%ポイント押し下げられることにつながると指摘。また、「インフレ率がしばらくは2%を上回って加速すると見込まれる」ことを考慮し、今後も段階的に金融政策を調整するとした。

最新のデータでは、韓国の消費者物価は8月に前年比2.6%上昇。中銀のインフレ目標(2%)を上回っている。

ロイターが8月下旬に実施したアナリスト調査によると、中銀は今年と来年にさらに利上げを実施する見込み。大多数が2022年末までに政策金利が1.25%になると予想している。

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