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中国・上海の一部で再びロックダウン、2日間外出禁止など

ロイター / 2022年6月9日 12時36分

中国・上海市中心部の閔行区は新型コロナウイルス感染のリスクを検知して管理するためにロックダウン(都市封鎖)を再び実施した。地元当局が9日、明らかにした。写真は6月2日、上海で撮影(2022年 ロイター/Aly Song)

[上海 9日 ロイター] - 中国・上海市の一部区域は9日、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を再び開始した。中心部の閔行区では感染リスク管理を名目に住民の外出を2日間禁止する措置が取られた。

同区の住民は200万人強に上る。当局は対話アプリ「微信(ウィーチャット)」で、11日に全住民を対象にPCR検査を行い、検査完了後に封鎖を解除すると表明した。

上海では8日に新型コロナの新規感染者(有症状者)4人が報告された。既に行動規制が敷かれている区域で確認されており、閔行区では報告はなかった。

上海は2カ月間の厳しいロックダウンが先週解除されたばかりだが、一部の集合住宅では再び外出制限が敷かれている。

一部の地区の当局は住民に2日間の外出禁止と9日から12日間の厳正な検査を通知している。少なくとも3つの地区が出した通知によると、住民は6月23日まで5回の検査が義務付けられ、11日まで外出できない。

上海市衛生健康委員会の趙丹丹副主任は7日のブリーフィングで「高リスク」に指定されていない区域でも厳しい制限を続けると説明。

「防疫管理の傾向分析に基づき、関連措置は動的に調整される見通し」だと述べ、国民に理解と協力を呼びかけた。

新たなコロナ規制には市民の抗議活動が起きている。

在中国英国商工会議所のシニア・ポリシーアナリスト、アレキサンドラ・ハースト氏は外資にとってはコロナ規制の不確実性の高さが大きな問題になっており、「多くの企業が活動を先送りするか削減、あるいは中国市場から完全撤退する結果を招いている」と語った。

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