台湾経済相、TSMCのドイツ投資「欧州との関係深化」に寄与
ロイター / 2023年8月9日 14時16分
8月9日、台湾の王美花経済部長(経済相)は、半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のドイツ工場建設計画が台湾と欧州の関係深化を促すとの認識を示した。台湾・新竹市の本社で2021年撮影(2023年 ロイター/Ann Wang)
[台北 9日 ロイター] - 台湾の王美花経済部長(経済相)は9日、半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のドイツ工場建設計画が台湾と欧州の関係深化を促すとの認識を示した。
TSMCは8日、35億ユーロ(38億3000万ドル)を投じてドイツに工場を建設する計画を取締役会が承認したと発表した。
台湾は欧州連合(EU)と二者間投資協定(BIA)を締結することを望んでいるが、EUは2015年にBIA締結候補のリストに台湾を掲載して以降、この問題について台湾側と協議を行っていない。
王氏はBIAを締結すれば欧州への台湾半導体メーカーの進出拡大につながるかと記者団から問われ、「TSMCの欧州投資は台湾とEUの協力関係の一層の緊密化に寄与するだろう」と応じた。
最近署名した米国との新たな貿易枠組みなどに言及し、米台が協力を強化し続けているように、TSMCの欧州進出が将来的に二者関係の強化につながることは間違いないとした。
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