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中東情勢、衝突拡大ならユーロ圏インフレ加速も=オランダ中銀総裁

ロイター / 2023年10月10日 7時39分

 10月9日、ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が周辺国を巻きむ事態に発展し、原油高が継続すれば、ユーロ圏のインフレへの上昇圧力になるとの見解を示した。写真はバリで2022年11月、G20関連会合に出席する同総裁。代表撮影(2023年 ロイター)

[アムステルダム 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は9日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が周辺国を巻きむ事態に発展し、原油高が継続すれば、ユーロ圏のインフレへの上昇圧力になるとの見解を示した。

「この衝突によって原油の大幅高が長期間継続すれば無論、インフレを押し上げる新たなショックとなるだろう」と記者団に語った。

ただ、西側諸国は1970年代に比べれば中東産原油への依存度がはるかに低くなっているため、70年代の状況と単純に比べることはできないとした。

総裁はまた、現在の金利が居心地のいい水準だとしながらも、ECBは引き続きエネルギー価格と賃金指標を注視し、インフレ見通しに対するリスクが悪化していないかどうかを点検すると述べた。

「現時点でインフレリスクは、以前よりもバランスが取れている。この状態が続くかどうかを会合ごとに点検する」とした。

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