ブラジル小売売上高、9月は前月比0.6％増 第3四半期は振るわず

　ブラジル地理統計院（ＩＢＧＥ）が１１月８日発表した９月の小売売上高は前月比０．６％増となった。２０１８年６月、サンパウロの電気店で撮影（２０２３年　ロイター/Leonardo Benassatto）

[サンパウロ ８日 ロイター] - ブラジル地理統計院（ＩＢＧＥ）が８日発表した９月の小売売上高は前月比０．６％増となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいだった。

前年同月比では３．３％増で、エコノミスト予想の２．５％増を上回った。

スーパーの販売が大きく伸び、前月の小幅な減少を相殺した。

パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は「第３・四半期の終わりとしては良かったが、四半期全体としては主に実質金利上昇に足を引っ張られて振るわなかった」と述べた。