米リフト、第3四半期業績が予想超え

米配車大手リフトが８日発表した第３・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。写真は、同社のロゴ。２０２２年６月２７日に撮影。（２０２３年　ロイター／Dado Ruvic）

Akash Sriram

[８日 ロイター] - 米配車大手リフトが８日発表した第３・四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。ただ、総取引高を示すグロスブッキングは競合ウーバー・テクノロジーズの配車事業より低い伸びにとどまった。

リフトのグロスブッキングは前年同期比１５％増加。ウーバーの配車事業は３１％増だった。リフトの株価は引け後の取引で約４％下落した。

第４・四半期の調整後コア利益見通しは５０００万─６０００万ドルと、ＬＳＥＧがまとめた市場予想（４８８０万ドル）を上回った。

第３・四半期の調整後コア利益は９２００万ドルで、予想の８２６０万ドルを上回った。調整後１株利益は０．２４ドル。予想は０．１３ドルだった。

アクティブライダー数は２２４０万人と前年比１０％増加。低めの価格設定が奏功した。

売上高は１０％増の１１億６０００万ドルで、市場予想の１１億４０００万ドルを上回った。

第４・四半期は前期比の増収率が１桁台半ばになる見通しとした。ロイターの算出によると、市場予想は４．６％だった。