仏成長率、第4四半期は前期比0.1─0.2％ サービス部門好調＝中銀予想

　１１月８日、フランス中央銀行はに公表した月例景況感調査で、第４・四半期の経済成長率はサービス部門の好調に支えられ、前期比０．１─０．２％のプラス成長となるとの予想を示した。写真はパリで２０１８年７月撮影（２０２３年　ロイター／Jean-Paul Pelissier）

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[パリ ８日 ロイター] - フランス中央銀行は８日に公表した月例景況感調査で、第４・四半期の経済成長率はサービス部門の好調に支えられ、前期比０．１─０．２％のプラス成長となるとの予想を示した。

フランス国立統計経済研究所（ＩＮＳＥＥ）が先月発表した第３・四半期の国内総生産（ＧＤＰ）は０．１％だった。消費支出と企業投資が貿易低迷と在庫減少を相殺した。

調査では、サービス企業が活動の加速を報告した一方、工業部門は先行きを横ばいと見通した。

一方、原材料価格が下落しており、工業部門で値上げしたとの回答は６％と１年前の２３％から大きく低下した。

労働者不足の改善も続いており、問題だと回答したのは調査対象の全企業中４４％と２０２１年６月以来最低だった。