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欧州委、トルコは民主主義と法の支配で後退と非難

ロイター / 2023年11月9日 13時14分

11月8日、欧州連合(EU)の欧州委員会はトルコのEU加盟へ向けた進展に関する年次報告書で、同国は民主主義、法の支配、人権、司法の独立といった面で「深刻と言えるほど後退している」と非難した。イスタンブールで5月撮影(2023年 ロイター/Umit Bektas)

[イスタンブール 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は8日、トルコのEU加盟へ向けた進展に関する年次報告書で、同国は民主主義、法の支配、人権、司法の独立といった面で「深刻と言えるほど後退している」と非難した。

報告書はトルコの司法制度について、いくつかの改革にもかかわらず、構造的な欠陥が対処されないまま放置されていると指摘。裁判官や検察官の採用・昇進を巡り、客観的で根拠に基づく統一された基準が依然として確立されていないことも懸念されるとした。

また、トルコはテロ対策において法の支配、人権、基本的自由といった原則を順守していないと指摘。テロ対策の措置は均整をとる必要があるとした。

さらに同国ではマイノリティやLGBTに対する性暴力やヘイトスピーチも懸念されるとした。

トルコは2005年にEU加盟へ向けた協議を開始した。だがここ数年は、欧州委からのこうした批判を偏見に基づいていると切り捨てており、加盟への取り組みは滞っている。

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