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午後3時のドルは151円台で下げ渋り、円安圧力が支え

ロイター / 2023年11月9日 15時50分

 11月9日 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅ドル高/円安の151円前半で取引されている。写真は1ドル紙幣。2021年11月撮影(2023年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 9日 ロイター] -   午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準から小幅ドル高/円安の151円前半で取引されている。ユーロが161円後半へさらに上昇して15年ぶり高値を更新するなど、円が幅広く売られた。

前日海外で1週間ぶりに151円台へ上昇したドルは、150円後半へ小幅下落する場面もあったものの、午後3時過ぎには海外高値を上回る151.09円を付けた。

円はドルやユーロ以外の通貨に対しても軟調で、スイスフランが167円後半と3週間ぶりに最安値に再接近したほか、英ポンドも185円半ばと8年ぶり安値に迫りつつある。

市場では、米利上げの打ち止め見通しが、株高などのリスクオンムードにつながり、金利差収入を狙った円売りが活発化しているとの指摘が相次いでいる。

「リスクオン、キャリー取引が活発となるなか、ドル/円はじり高が続いている。介入が警戒される152円前後まで上値に目立ったハードルはない」(バークレイズ証券のチーフ為替ストラテジスト、門田真一郎氏)という。

中国でこの日発表された10月消費者物価指数(CPI)は前年比0.2%下落し、市場予想(0.1%下落)より大幅なマイナスとなった。しかし株価指数は横ばいで、人民元は小幅に下落した。市場では「金融緩和など当局の対策が一段と期待されるようになった」(国内証券関係者)との声が出ていた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 151.03/151.04 1.0702/1.0703 161.63/161.67

午前9時現在 150.85/150.86 1.0710/1.0714 161.58/161.59

NY午後5時 150.97/150.99 1.0707/1.0711 161.68/161.72

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