米ＦＤＡ、大塚メディカルデバイス子会社の血圧治療器を承認

大塚ホールディング傘下の大塚メディカルデバイスは８日、米子会社Ｒｅｃｏｒ　Ｍｅｄｉｃａｌが開発・製造する医療機器について、高血圧治療手術に使用することを米食品医薬品局（ＦＤＡ）が承認したと発表した。写真はＦＤＡ。２０２０年８月、メリーランド州ホワイトオークで撮影（２０２３年　ロイター/Andrew Kelly）

［８日　ロイター］ - 大塚ホールディング傘下の大塚メディカルデバイスは８日、米子会社Ｒｅｃｏｒ　Ｍｅｄｉｃａｌが開発・製造する医療機器について、高血圧治療手術に使用することを米食品医薬品局（ＦＤＡ）が承認したと発表した。

同機器は、生活習慣改善や薬物療法で十分に血圧のコントロールができない場合の併用治療選択肢と位置づけられた。

血圧をコントロールすると考えられている腎交感神経の過活動を抑制するために、バルーンカテーテルを腎動脈に挿入し、超音波を照射して焼灼する。

この手術は、欧州などではすでに承認されている。