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ガザ人質、米・イスラエル情報機関トップがカタールで会合=関係筋

ロイター / 2023年11月10日 0時35分

[ドーハ 9日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが拘束している人質について、米国とイスラエルの情報機関トップのほか、カタール首相がドーハで会合を開き、ガザ地区での戦闘一時停止と人質解放の条件などについて協議した。関係筋が9日、ロイターに明らかにした。協議の結果は今のところ明らかになっていない。

協議を行ったのは、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官、イスラエル情報機関モサドのバルネア長官、カタールのムハンマド首相。これに先立ち、カタールの仲介者が8日夜にハマスの政治局幹部との会合を開き、条件などについて協議していた。

人道的に必要となっているガザ地区への燃料の搬入についても協議されたという。

関係筋は8日、ロイターに対し、イスラエルによる攻撃を1─2日、一時的に停止するのと引き換えに、10─15人の解放を確保する交渉が進められていると明らかにしている。

カタールのタミム首長はその後、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを訪問し、UAEのムハンマド大統領と会談した。タミム首長にはカタールのムハンマド首相が同行した。

訪問の目的は現時点で明らかになっていない。UAEは2020年に米国の仲介でイスラエルと国交を正常化させている。

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