ガザのラファ検問所から退避再開、外国人や負傷者ら

パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が９日再開し、数十人の外国のパスポート保持者とその家族や負傷したパレスチナ人１２人がエジプトへ退避した。エジプト治安当局や医療関係者が明らかにした。７日撮影（２０２３年　ロイター/Ibraheem Abu Mustafa/File photo）

［カイロ　９日　ロイター］ - パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が９日再開し、エジプト人を含む６９５人の外国パスポート保持者とその家族や負傷したパレスチナ人１２人と同行者１０人がエジプトへ退避した。エジプト治安当局や医療関係者が明らかにした。

ラファ検問所は８日、「治安上の理由」で閉鎖されていた。

米国のサターフィールド中東人道問題担当特使は記者団に対し、米国が９日にイスラエルが合意したと発表した毎日４時間の戦闘停止により、ラファ経由の避難が容易になることを期待すると述べた。

ラファはガザに入る人道援助の唯一の入口でもある。９日には約１００台のトラックが入ったという。

サターフィールド氏は、毎日１５０台のトラックが入れば、生存のための人道支援の最低限を満たすことができると述べた。