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NY市場サマリー(9日)S&Pとナスダック反落、ドル一時151.29円、利回り上昇

ロイター / 2023年11月10日 7時12分

<為替> 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対円で1週間ぶりの高値を付けた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を材料視した。

ドル/円は0.21%上昇し、11月1日以来の高値となる151.29円を付けた。先週付けた1年ぶりの安値151.74ドルに接近したため、市場では日本の当局による介入への警戒感が高まった。

ドル指数は0.35%高の105.86。

ユーロ/ドルは0.37%下落し1.0671ドルだった。

パウエル議長は9日、FRB当局者は金利がインフレとの戦いを終わらせるのに十分高い水準に達しているとは「確信していない」と述べた。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米金融・債券市場では、米債利回りが上昇した。30年債入札が想定より軟調だったほか、連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長によるタカ派発言を受け、債券売りが優勢となった。

30年債入札の最高落札利回りは4.769%と入札締切時の予想利回りを上回った。アクション・エコノミクスによると、5ベーシスポイント(bp)以上の金利差は2011年8月以来の大きさだった。

応札倍率は2.24倍と10月入札時の2.35倍、平均2.39倍を下回った。

外国中銀など間接入札者の落札比率は60.1%と10月の65.1%、平均の68.6%を下回った。アナリストによると11月の間接入札者の落札比率は21年11月以来の低水準だったという。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのマクロストラテジスト、アンジェロ・マノラトス氏は、今週行われた3年債と10年債の入札がかなり好調だったため30年債入札に対して楽観的な見方があったが、実際には比較的需要が弱かったと述べた。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が反落。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が政策金利が十分に制約的であるとはまだ確信していないと発言したことや、30年国債入札の低調な結果を受けて国債利回りが上昇、株式相場の重しとなった。

パウエル議長は、FRB当局者がインフレとの戦いを終わらせるのに金利が十分高い水準に達しているとは確信していないと語り、財、サービス、労働力の供給改善に伴う物価上昇圧力の緩和が限界が近づいている可能性を指摘した。

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズのチーフ市場エコノミスト、ピーター・カルディロ氏は、パウエル氏が「再びタカ派的見解を示した」と述べ、「インフレとの戦いに勝利はしておらず、経済状況が許せば追加利上げをためらわないことを再確認した」とした。

個別銘柄ではメディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーが6.9%の大幅高。四半期利益が市場予想を上回ったほか、ストライキを実施していたハリウッドの俳優組合がスタジオ側と暫定合意に達したことを好感した。

S&Pの主要11セクター全てが下落。ヘルスケアと一般消費財が下げを主導した。

英半導体設計大手アームが5.2%下落。第3・四半期(10─12月)の売上高見通しが市場予想を下回った。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードが広がる中、安値拾いの買いが優勢となり、4営業日ぶりに反発した。

金塊相場は前日までに3営業日続落し、下落幅は合計で40ドルを超えていた。この日は短期間で急速に売られ過ぎたとの見方が広がる中、値ごろ感から安値拾いの買いが入り、相場を支えた。

FRBのパウエル議長は9日午後、国際通貨基金(IMF)本部で講演した。米国のインフレ率が目標の2%を「依然十分上回っている」とし、追加利上げが適切なら「ためらわない」と強調した。米政策金利が高水準にとどまるとの観測が改めて強まる中、外国為替市場でユーロ売り・ドル買いが進んだ。このため、金は引け後の時間外取引で一時上値を削った。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、売られ過ぎとの見方から買い戻しが入り、3営業日ぶりに反発した。

パレスチナ情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給不安を手掛かりとした上昇基調が一服し、前日の相場は約3カ月半ぶりの安値に沈んだ。この日はやや売られ過ぎとの見方が台頭し、買い戻しが先行。午前中に一時77ドル台を回復した。

しかし、石油消費大国である米国と中国のエネルギー需要鈍化への警戒感は根強く、昼ごろには上げ幅を大きく縮小する場面もあり、不安定な値動き。米石油協会(API)が7日夕方に公表した週報では、米原油在庫が1190万バレルの大幅な積み増しとなったほか、中国国家統計局が9日に発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%低下し、景気が冷え込む中で物価の伸び悩みが続いていることを示す内容だった。取引終盤に、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演での発言が伝わると、市場は売りで反応したが、小幅プラス圏を維持。パウエル氏は、米国のインフレ率が目標の2%を「依然十分上回っている」とし、追加利上げが適切なら「ためらわない」などと述べた。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 151.34/151.36

始値 151.13

高値 151.38

安値 150.85

ユーロ/ドル NY終値 1.0666/1.0670

始値 1.0686

高値 1.0725

安値 1.0661

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 89*24.50 4.7721%

前営業日終値 91*15.50 4.6560%

17時05分 98*30.50 4.6320%

10年債(指標銘柄)

前営業日終値 99*30.00 4.5080%

5年債(指標銘柄) 17時05分 101*00.00 4.6471%

前営業日終値 101*17.75 4.5220%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.25 5.0286%

前営業日終値 100*03.75 4.9360%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 33891.94 -220.33 -0.65

前営業日終値 34112.27

ナスダック総合 13521.45 -128.97 -0.94

前営業日終値 13650.41

S&P総合500種 4347.35 -35.43 -0.81

前営業日終値 4382.78

COMEX金 12月限 1969.8 +12.0

前営業日終値 1957.8

COMEX銀 12月限 2290.5 +17.7

前営業日終値 2272.8

北海ブレント 1月限 80.01 +0.47

前営業日終値 79.54

米WTI先物 12月限 75.74 +0.41

前営業日終値 75.33

CRB商品指数 273.3755 ‐0.0024

前営業日終値 273.3779

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