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FRBのリバースレポ、1兆ドル割り込む 21年8月以降初

ロイター / 2023年11月10日 7時40分

金融システムから流動性を吸収する米連邦準備理事会(FRB)の取り組みにより、リバースレポ・ファシリティーの利用額が2021年8月10日以降、初めて1兆ドルを割り込んだ。写真は米ドル紙幣。2017年6月撮影(2023年 ロイター/Thomas White)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 金融システムから流動性を吸収する米連邦準備理事会(FRB)の取り組みにより、リバースレポ・ファシリティーの利用額が2021年8月10日以降、初めて1兆ドルを割り込んだ。

マネー・マーケット・ファンド(MMF)など適格参加者からの流入額は9日時点で9933億ドル。昨年12月30日には過去最高の2兆5540億ドルに達していたが、ここ数カ月で着実に資金が流出している。

リバースレポ・ファシリティーは、FRBが短期金利を管理するための金融調節手段の一つ。

リバースレポからの資金流出は、企業がより良いリターンで民間の証券に投資できるようになったことなどが背景。

残高減少が加速していることから、FRBのバランスシート縮小がどこまで進められるのかという疑問が生じている。

JPモルガンのエコノミストは、バランスシート縮小が尚早に終わるリスクは小さく、そのプロセスは24年末まで続く見込みだとした。その時点でリバースレポの水準は7000億ドルになる見通しという。

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