バイデン氏、イスラエル軍事行動「度を越している」 休止求める
ロイター / 2024年2月9日 12時44分
2月8日、バイデン米大統領(写真)は、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの軍事行動は「度を越している」と述べ、パレスチナの民間人への支援拡大に向け「持続的な戦闘休止」に取り組んでいると説明した。写真はワシントンで撮影(2024 ロイター/Kevin Lamarque)
Jeff Mason Trevor Hunnicutt
[ワシントン 8日 ロイター] - バイデン米大統領は8日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルの軍事行動は「度を越している」と述べ、パレスチナの民間人への支援拡大に向け「持続的な戦闘休止」に取り組んでいると説明した。
ホワイトハウスで記者団に、自身がこれまでサウジアラビアとイスラエルの関係正常化やパレスチナ民間人への人道支援拡大、イスラム組織ハマスが拘束する人質の解放のための戦闘休止を働きかけてきたと強調。
「人質解放・戦闘休止を懸命に働きかけている」とし、「多くの罪のない人々が飢え、困窮し、死んでいる。これを止める必要がある」と訴えた。
バイデン氏がイスラエル政府をこれほど手厳しく批判することはあまりなかった。同氏にはイスラエルに戦闘停止を促すよう米国内で圧力が強まっている。
バイデン氏はまた、ハマスによる昨年10月のイスラエル奇襲攻撃は、イスラエルとサウジの合意を阻止する狙いがあったと分析したが、「証拠はない」と続けた。
中東情勢への対応に関する説明で、エジプトのシシ大統領をメキシコ大統領と呼び間違える一幕もあった。
この記事に関連するニュース
-
イスラエル首相らに逮捕状=戦争犯罪の疑い―ICC
時事通信 / 2024年11月21日 23時48分
-
ネタニヤフ首相とアッバース議長がトランプ氏に祝意表明、米国の中東情勢対応に注目(イスラエル、パレスチナ、米国、イラン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年11月7日 14時15分
-
ガザ、30日間の休戦案も議論か イスラエル軍は攻撃継続
共同通信 / 2024年10月30日 20時46分
-
イスラエル国防軍、イランの軍事施設を空爆、ガザの休戦交渉再開(イスラエル、パレスチナ、イラン、米国、カタール、エジプト)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年10月28日 13時15分
-
ガザ、2日間の休戦案提示 仲介国エジプト、交渉再開
共同通信 / 2024年10月28日 11時0分
ランキング
-
1露、ウクライナに発射の中距離弾道ミサイルを「量産化」 プーチン氏、迎撃は不可能と強調
産経ニュース / 2024年11月23日 20時2分
-
2佐渡金山追悼式に不参加=生稲政務官の靖国参拝問題視か―韓国
時事通信 / 2024年11月23日 19時29分
-
3ハンガリー首相、ネタニヤフ氏を招待 ICC逮捕状を無視
AFPBB News / 2024年11月23日 13時54分
-
4日本軍の集団強姦で賠償を フィリピンの被害女性らが訴え
共同通信 / 2024年11月23日 20時24分
-
5NATO総長、トランプ氏と会談=「世界的な安保問題」協議
時事通信 / 2024年11月23日 20時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください