1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

中国軍艦、カンボジアなど寄港へ 米国は警戒強める可能性

ロイター / 2024年5月9日 18時31分

5月9日、中国国防省は、2隻の軍艦を5月前半から6月中旬にかけてカンボジアと東ティモールに派遣すると発表した。写真は中国の国旗。北京で2019年5月撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)

[北京 9日 ロイター] - 中国国防省は9日、2隻の軍艦を5月前半から6月中旬にかけてカンボジアと東ティモールに派遣すると発表した。カンボジアの主要海軍基地で中国の存在感が増すことに米国が一段と神経をとがらせる可能性がある。

派遣するのは海軍最大の訓練艦「戚継光」と揚陸艦「井岡山」で、相互信頼を高めるために現地の海軍士官候補生と訓練を行うとしている。

井岡山はヘリコプター、装甲車、ボート、上陸用舟艇のほか約1000人の兵士を輸送できる。戚継光は中国で最も技術的に進んだ訓練艦。

中国艦艇の寄港はカンボジアのリアム海軍基地を巡る米国の懸念をさらに高める可能性がある。同基地はタイ湾沿岸の主要水路に位置し、かつては米国とカンボジアの海軍合同訓練や演習の場となっていた。しかし2022年6月に中国が資金提供した拡張工事が始まり、米国は南シナ海付近に中国が新たな拠点を確保することを警戒している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください