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米、インドの対ロ関係に改めて懸念伝達 モディ氏の訪問受け

ロイター / 2024年7月9日 9時15分

7月8日、米国務省の報道官は、インドに対しロシアとの関係について懸念を表明したと明らかにした。写真はインドのモディ首相(左)とロシアのプーチン大統領。モスクワで同日撮影。提供写真(2024年 ロイター/Sputnik/Sergei Bobylyov/Pool)

Simon Lewis

[ワシントン 8日 ロイター] - 米国務省の報道官は8日、インドに対しロシアとの関係について懸念を表明したと明らかにした。ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領の会談に関する質問に答えた。

インドは侵攻後、ロシアと距離を置くよう西側から圧力を受けているが、長年にわたる関係と経済面の必要を理由に、これまでのところ応じる姿勢を示していない。

モディ氏は8日、侵攻開始後初めてロシアを訪れ、プーチン氏と非公式に会談。Xへの投稿で、会談は「両国の友好関係を一段と強化する上で必ず大いに役立つだろう」と投稿した。

米国務省報道官は「モディ氏の公の発言から会談の内容を把握していくが、先に述べたように、対ロ関係を巡るわれわれの懸念を直接、極めて明確にインドに伝えた」と述べた。

その上で「インドやその他の国がロシアと関わる際、国連憲章のほかウクライナの主権や領土の一体性をロシアが尊重すべきであることを明確にするよう期待する」と述べた。

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