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「ベリル」がテキサス州に猛烈な風と豪雨、少なくとも3人死亡

ロイター / 2024年7月9日 9時51分

7月8日、熱帯性低気圧「ベリル」は米テキサス州南東部に猛烈な風と豪雨をもたらし、少なくとも3人が死亡した。写真は同州ヒューストンで8日撮影(2024年 ロイター/Rich Matthews)

[8日 ロイター] - 熱帯性低気圧「ベリル」は8日、米テキサス州南東部に猛烈な風と豪雨をもたらし、少なくとも3人が死亡した。主要道路は冠水し、港は閉鎖され、1300便以上の航空便が欠航となったほか、270万以上の世帯・企業が停電に見舞われた。

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ベリルは同州沿岸部の町マタゴルダに危険な高潮と大雨をもたらした後、勢力をハリケーンから弱め、最大都市ヒューストンを通過した。テキサス州、ルイジアナ州、アーカンソー州では竜巻が発生する可能性があるという。

テキサス州のコーパスクリスティ、ガルベストン、ヒューストン周辺の主要な石油積出港が嵐の前に閉鎖されたため、原油の輸出や製油所への出荷、自動車燃料の出荷などが中断される可能性がある。

コーパスクリスティ港は再開されており、ヒューストン港は9日午後に再開される見通し。

シェル、シェブロンなど一部の石油会社は嵐に備えてメキシコ湾沖の生産プラットフォームから人員を避難させた。

マラソン・ペトロリアムは、テキサスシティにある製油所で8日に停電が発生したと発表した。

ギブソン・エナジーはコーパスクリスティのゲートウェイ原油輸出ターミナルが稼動していると発表した。

米メキシコ湾の石油生産量は日量約180万バレルで、米国全体の約14%を占める。ベリルの影響で生産がどの程度停止したかは現時点で明らかではない。

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