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豪7月消費者信頼感1.1%低下、インフレや金利上昇懸念が圧迫

ロイター / 2024年7月9日 11時19分

[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリアのウエストパック銀行とメルボルン研究所が9日発表した7月消費者信頼感指数は82.7で、前月比1.1%低下した。6月は1.7%の上昇だった。

ウエストパックのシニアエコノミスト、マシュー・ハッサン氏は「過去2年にわたって支配的な、根深い悲観心理を示すレンジにとどまり続けている。しつこいインフレやさらなる金利上昇への懸念が消費者を再び圧迫し、減税などの財政支援措置による浮揚効果を帳消しにしつつある」と分析した。

オーストラリアでは今月、大半の勤労者が所得減税の対象となるが、実際の給与にはまだ反映されていない。

一方、準備銀行(中央銀行)は6月の会合で政策金利を据え置いたものの、物価の上振れリスクを警告しており、必要なら追加利上げに動く可能性がある。

こうした中で住宅ローン金利が向こう1年で上昇すると予測した人は全体の約60%と、前月の48.3%から増加。1年前と比べた家計の状況を示す指数と、1年後の家計見通しを示す指数はいずれも急低下した。

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