サムスン電子、日本のＡＩ企業から最先端チップ受託生産を受注

　７月９日、韓国サムスン電子は日本の人工知能（ＡＩ）企業プリファード・ネットワークスから最先端の２ナノメートル（ｎｍ）チップ受託生産とパッケージングサービスを受注したと発表した。４月撮影（２０２４年　ロイター/Benoit Tessier）

[ソウル ９日 ロイター] - 韓国サムスン電子は９日、日本の人工知能（ＡＩ）企業プリファード・ネットワークスから最先端の２ナノメートル（ｎｍ）チップ受託生産とパッケージングサービスを受注したと発表した。

２ｎｍチップの受託生産についてサムスンが明らかにした最初の受注となる。規模については言及しなかった。

韓国のガオンチップスがチップの設計を手がけるという。

プリファード・ネットワークスの副社長兼コンピューティング・アーキテクチャー最高技術責任者の牧野淳一郎氏は、発注したチップは大規模言語モデルなど生成ＡＩ技術向けの高性能コンピューティングハードウエアに使用すると述べた。