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在韓米軍費用分担、トランプ氏返り咲きなら対立なし=元米当局者

ロイター / 2024年7月9日 19時32分

 トランプ前米政権で国家安全保障会議(NSC)高官を務めたフレッド・フライツ氏は9日、トランプ氏(写真)が大統領に選出されれば、韓国と米国は在韓米軍の費用分担で合意に達するとの見通しを示した。米バージニア州チェサピークで6月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Ju-min Park Heekyong Yang

[ソウル 9日 ロイター] - トランプ前米政権で国家安全保障会議(NSC)高官を務めたフレッド・フライツ氏は9日、トランプ氏が大統領に選出されれば、韓国と米国は在韓米軍の費用分担で合意に達するとの見通しを示した。

訪問しているソウルで「米韓防衛分担特別協定(SMA)交渉は継続し、トランプ氏が大統領に就任すれば双方が満足のいく合意に達すると思う」と述べた。

米韓は2026年に発効する新たな第12次SMAについて協議中。韓国メディアはこれまで、11月の米大統領選前に合意することが狙いだと伝えている。

米シンクタンク「米国第一政策研究所(AFPI)」副所長を務めるフライツ氏は、トランプ氏が当選した場合、欧州の同盟国には防衛費を増やすよう圧力をかけるだろうが、韓国には圧力をかけないだろうとの見方を示し、その理由として「北朝鮮や中国の脅威が高まっている現在の環境」を挙げた。

フライツ氏はトランプ氏の代弁をしているのではなく、自身の評価を述べていると強調した。

また、トランプ氏が返り咲けば、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と再び会談しようとするだろうとも指摘。会談の前には「日本や韓国、おそらく台湾と集中的な協議」が行われるとの見通しも示した。

トランプ氏と金氏の会談については、北朝鮮がロシアへの兵器供給を止めることを条件にすべきだと付け加えた。

「中国と北朝鮮に対して厳しい政策が取られると思う。しかし、対話もあると思う」と述べた。

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